先日、朝ごはんを食べ過ぎたので、一人で散歩してたんですよ。三宮辺りから北野から、適当に歩いてましてね。
で、色々行った後、自宅に帰る為に異人館通りを歩いてた時、少し前の方にお母さんらしき人が歩道でしゃがみ込んでいたんです。
それを少し大きな娘とおばあちゃんらしき人が立って待ってるんですよ。

私は歩きながら前方のしゃがんでるお母さんを見てたんですけど、なかなか立ち上がらなくて、

「犬のフンでも片付けてるのかな?」

と思って、うずくまるお母さんを横目に通りすぎようとしたその時ですよ!

「わっ!」っていきなり立ち上がって、私「ビクッ!」として、ドッキリドキドキのパターンですよ。
「さー、赤ヘルの人はどこだ!?」なんて思ったら、お母さんを追って脇道から走ってきた娘を脅かしただけだったんですよね。

その子にお姉ちゃんらしき子が「ねぇ、びっくりした?」って聞いたら「全然。だってお母さん見えてたもん。」って。

「いやいや、オジサンびっくりしたからね!ちょっとチビったからね!弁護士事務所へ相談に行っちゃうからね!」

って言いたかったですけどね。
でもあのやりきったお母さんの顔を見てこらえましたよ。

ということで、人を脅かす時は誰もいない所でお願いします。

では写真の方を。

今回は布引ハーブ園に出来ていたチューリップ畑で撮影した写真です。
まず撮影に使ったレンズは「EF75-300mm F4-5.6 IS」です。Lレンズじゃないですよ。普通の望遠レンズです

で、チューリップって撮ってみると割と難しいんですよ。
まず「花が意外に大きい」って事ですよね。細い茎に大きな花で、収まりが割と悪いんです。
あと「花がダメになると、すぐ大きな花びらがダランと落ちる」というのもあります。チューリップ畑を数時間単位で管理しないと、悪くなった花からどんどん落ちていっちゃうんですよね。

そこでオススメなのが、チューリップのオシリ部分です。

炎の花
炎の花 posted by (C)葱

こんな感じで、オシリ部分をメインに撮影してみるのが、チューリップ写真のオーソドックスな撮影になろうかと思います。
まあただオシリだけを撮るんじゃなく、できるだけ面白い絵になるように工夫は必要だと思います。

この写真で言えば、赤いチューリップだったのですが、まるで炎のような色合いと模様でした。
こんなのがファインダーで見えたら、「炎のようにどう撮るか」だけ考えればいいので簡単ですよね。



ワンポイントある花
ワンポイントある花 posted by (C)葱

あとは、何か変わったワンポイントが見えたらそれを主体にしてみるといいかもしれません。
私もファインダー覗いて何だかよく分からなかったのですが、花びらに普通とは違った模様があったので撮ってみました。

ただやっぱり花が大きいですよね。
模様を見せたくてクローズアップしましたが、バランスは少し悪いと思います。



白い花々
白い花々 posted by (C)葱

こういう絵画的な感じもまた面白いかもしれません。
全体的に白いだけですが、よく見ればチューリップ畑だと想像できますよね。

この辺の微妙なバランスを狙ってみるといいかもしれないですね。



あとは「他と違った一輪を探す」というのは、チューリップ畑に限らず、花畑で撮影する王道です。
どんなお花畑でもこのセオリーだけは忘れてはいけません。

そのセオリーに則った写真がコチラです。

育つ花
育つ花 posted by (C)葱

主体は真ん中の小さい花だってすぐ分かりますよね。
チューリップ畑の中に小さい花が何本か見えましたので、それを主体にしてみました。

小さい花の方が収まりがいいですね。



子供の道
子供の道 posted by (C)葱

ちょっと雑草が邪魔ですけど、これも小さい花にスポットをあててますね。
また斜め構図にする事で、道の奥行きを出しています。

斜め構図は多用すると見てる方は鬱陶しいのでご注意下さい。
たまに出すと効果的です。


ということで、チューリップ畑は以上のような感じで撮ってみてはどうでしょう。
Canon EF 75-300mm F4-5.6 IS USMCanon EF 75-300mm F4-5.6 IS USM
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