万年ダイエッターの当ブログへようこそ。
174cmの私が、73kg〜76kg辺りをウロウロしていた数年前、一時的に80kgオーバーとなってしまい「時は満ちた」と遠い目をしながらダイエットを始めました。

最初に始めたのは、当時流行りだしたばかりの「炭水化物ダイエット(低インシュリンダイエット)」であります。
テレビの科学番組でも取り上げられていて、数週間の実験で確かに効果が出てました。

やり方は簡単で「とにかく血糖値の上がる品目を覚え、それらを極力避ける。」これだけです。
それでいて食べる量は今まで通りで構わないんです。
「今まで通り食べていい」ってのがデブには魅力的じゃないですか。

血糖値の上がりやすい品目とは「ご飯」「パン」「にんじん」「じゃがいも」こんな内容で、問題ない食品としては「蕎麦」、「パスタ」、「肉」、「魚」だったりするんです。
問題ないとは言え、量を多く取りすぎるとダメです。

蕎麦やパスタなんかは炭水化物ですから、一概に「炭水化物を全部排除」ってわけでもないんですよね。
そんなダイエットを数年続けました。

結局「炭水化物ダイエット(低インシュリンダイエット)」ってどうなの?


結論としては確かに痩せます。
太る仕組みは以下の通りです。

「血糖値の上がる食品を食べる」
↓↓↓
「血液中に糖が増える」
↓↓↓
「血糖値を下げる為にインシュリンが登場」
↓↓↓
「インシュリンが血液中の糖分をすくい取り、脂肪に蓄える」
↓↓↓
「デブになる!ブヒブヒ!」


ですから、「たらふく食べてもインシュリンさえ登場しなければ太りにくくなる」という事なんですね。
科学的なんです。

このダイエットを長期に渡ってやりました。
たまに白いご飯も食べましたが、割と守ってました。

そして80kgあった体重は75kg辺りまで簡単に落ちました。

「これは楽勝」と思いましたね。
ほら、アレですよ。
タバコ吸ってる人が1週間禁煙を達成して「オレはいつでも禁煙できる」って言ってるのに似てますよ。
「オレはいつでもダイエットできる」、そう思いましたよね。

でも、基本的には低インシュリンダイエットではスリムにはならないです。
多少痩せた時点で「今日はご褒美」とかやっちゃうんです。
海鮮丼とか食べちゃうんです。

「自分は意志が強いからそんなことしない」とか思っても無理です。
だってそんなに意志が強い人は、そもそもデブになったりしないですから。
食に興味があるからそんな事になっちゃってるんです。

定期的にやってくる長期休暇の誘惑を乗り切る事なんて出来ないんです。
そんなわけで、私は多聞に漏れず定期的にご褒美をあげていた為に、微デブが続きました。

じゃ、低インシュリンダイエットの他に何をすればいいの?


では食事制限の他に何をすればいいか。
残る方法は「運動」です。

デブにとって一番厄介なヤツですよね。
「あー、それならオレには無理だー」ってなっちゃいますよね。
「それが出来れば最初からやってる」って話ですよね。

分かります。その気持ち、よく分かります。
分かるんですけど、結論として「運動」は必須でした。

ちょっとしたご褒美程度では太らないよう、「筋肉」を付ける事が重要でした。

結局、食べたエネルギーをどこかで消費しないといけないんですよ。
私みたいに一日中パソコンに向かっている仕事じゃ、エネルギーは消費できないんです。

私は家庭の事情で、仕事と家事を両方やらなければならなくなった為、2014年の6月から「腹筋のストレッチ」を平日必ずやるようにしました。

これを3ヶ月くらい続けていた所、73kg辺りをウロついていた体重が、BMI値の標準値である66.6kgを下回りました。
この経験から「ああ、やっぱり運動って必要なんだな」って思いました。

最も効率の良い運動は何か。


私は腹筋を中心に9ヶ月程度鍛え続けましたが、これは「腹の肉を落としたい」というのが理由でした。
しかし腹の肉は一向に減りませんでした。
確かに体重は減りましたが、腹回りは「なんかだらしない人」をキープしていました。

ここでネットを検索してみた所、「腹の肉を落としたいから腹筋を鍛えるのはアホ」という名言が次々と出てきました。
愕然としました。


まず「特定の場所の贅肉を落とす」ってのは出来ないらしいです。
「脂肪も筋肉も分け隔て無く、体全体から肉をゆっくり落とす」これしか出来ないんです。

ということは、まず「これ以上脂肪を増やさない」これが重要ですよね。
だっていくら運動しても、それ以上に脂肪が増えてたら、「脂肪と筋肉をゆっくり減らして、残るのは脂肪」になっちゃいますからね。
バカにするな。足し算と引き算くらい出来るって話ですよね。「ファッキンジャップくらい分かるよ」って話ですよね。
でも安心してください。
これは先に述べた「低インシュリンダイエット」で脂肪を増やさなければ良いので、対応可能です。

次に「消費カロリーを増やして、体全体から肉を落とす速度を早める。そして太りにくい体を作る。」この為に行うのが「運動(筋トレ)」であります。


この消費カロリーを減らす為に筋肉を増やすわけですが、まず「腹筋」というのは非常に小さい筋肉なんですね。
寝ててもカロリーを大きく消費させる為には、やはり「大きい筋肉」を鍛えるべきなんです。

では大きい筋肉とはどこか。

最も大きいのは「太もも」。
次が「胸」と「背中」という事らしいです。

ではそんな「太もも」を、自宅で簡単に鍛える方法。それが「スクワット」です。

私は左ヒザがよく故障するのですが、この方法だとヒザに負担がかからず、何回やってもヒザに痛みは出ません。
コレを2015年の4月から3ヶ月程続けていますが、かなり筋肉が付いてきました。
単に日々40回〜70回程度を続けてるだけで、太ももに筋肉が蘇ってきました。


そして「胸」を鍛えるのは腕立て伏せですよね。
自宅で気軽にやりたいので、amazonでプッシュアップバーだけは購入しました。

プッシュアップバーを使っての腕立ては、正直あまり良い動画が無いのですが、基本的には以下に気を付ければOKです。

  • バーの配置は胸の横(肩の横では無い)で、手のひら一つ分離して置く。

  • 腕立てをして沈み込む際に息を吸い込み、戻す時に息を吐き出す。

  • 体を沈み込ませた時、背中の肩甲骨が引っ付くようにする。

  • 回数は意識せず、厳しくなったら休憩する。

こんな感じですね。
呼吸法がかなり大事です。
腕立ては、息止めて素早くやると割と簡単なんですよね。
でも筋肉をいじめて大きくする事が目的ですので、素早く回数をこなすのは無意味です。

できるだけゆっくり、「今、胸の筋肉すごいキてるよ!」ってプルプルするまでやればいいです。回数にして10回も出来なくて良いと思います。
休憩したらまた出来るようになりますので、同じ要領で何セットかやればいいと思います。


尚、最後に「背中」が残っていますが、背中の筋トレはいくら検索しても「まずダンベルをこう持ちます」から始まるのでやってません。
まあもっとやりたい方は探してみて下さい。

でもコレだけを今のところ3ヶ月続けてますが、体重はどんどん減りますし、体脂肪率は下がりますし、あの減らなかったお腹の肉にもだいぶ効果が出てきました。


これらの筋トレは毎日じゃなくてもいいですよ。
毎日やってると、そのうち朝起きるのが大変になってきますので、「ちょっとつらいな」と思ったら、その日はやらない方がいいです。
重い筋トレってのは「2,3日おきにする方が良い」と言われてます。
筋肉は傷付いてから回復する時に増えていくのですが、回復しきる前に次の筋トレすると、ダメージばっかりで筋肉が増加しないという理由らしいです。

但し、私のやってるような「自重トレーニング」の場合は、そこまで重い負荷はかかりませんので、1週間に4回か5回くらいが丁度いいと思います。
まあ普通に生活していたら仕事で出来ない事もありますし、土日は遊んでクタクタでやらない時も出てきますから、丁度良いとは思います。

まとめ


  • 低インシュリンダイエットで、血糖値の上がる食品はなるべく避ける。

  • 特定の贅肉だけ落とす事は出来ない。

  • 消費カロリーを増やす為、筋トレは不可欠。

  • 筋トレで効率が良いのは、「スクワット」と「腕立て」である。

こういう事ですね。
ちなみに「こんなの自信無いなぁ」と思っておられる方は、巷で話題のライザップに申し込めばいいと思います。
上記を担当者が強制的に仕込んでくれます。

食べたものは全て報告する義務がある為、甘いモノでも食べようもんなら、担当者から劇が飛びますからね。
「ひぃぃ!」なんて言いながらも楽しめちゃうMっ気な方は、是非ライザップが良いと思いますよ。
ただ最低でも35万円くらいかかるとネット上では書かれていますけどね。


是非無理の無いダイエットをしてください。
私は割とハマってきたので、この調子でガリガリになりたいと思います。
「おい、もやしっ子」そう呼んで頂ければ、幸甚です。

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