須磨浦山上遊園って色々と面白いんですよ。
名前の通り山の上にある遊園地なんですけど、とにかく施設が古くて昭和の雰囲気がプンプンしてる所なんです。

誰が行っても「懐かしい!」とか言っちゃうような場所なんですけどね、私はそこに浅葱くんと行って遊ぶのが楽しみなんです。

展望台で風景を見て、回る喫茶店で展望を楽しみながらコーヒーを頂く。ゲームコーナーは温泉街のホテルかって感じの古い雰囲気を楽しむ。これが楽しいわけですよ。

しかし先日行ったら、キッズコーナーに真新しい子供用のロッジが置いてありましてね。

浅葱くんが早速飛びついたものの、先客の女の子がおりましてね。
浅葱くんは「入っていいのかな?」「入りたいな」「お父さんどう思う?」みたいな感じでコッチをチラチラ見ながらモジモジしてたら、その女の子が迎え入れてくれましてね。

ロッジの中の会話は全く聞こえないんですけど、どうやらおままごとが開始された模様なんですよ。


で、そこからずっと私、放置。


あまりに熱中してるんで、20分くらいで「浅葱くん、喫茶店でケーキ食べようか」って言ってみたんですけど無理でしたね。心の底から「楽しい」って顔してました。
あんな顔を見たのは、ぶどう狩りで山盛りのブドウを食べてる写真以来です。

そのうち浅葱くんの事を女の子は「お父さん」とか呼び出しちゃって、若夫婦の誕生ですよ。

私もあまりに放置されちゃったので、一人でトイレに行ってみたり、キッズコーナー周辺にあるゲーム機で「ストリートファイター」とかやってみたり、必死に暇を潰してたんですけど、結局そのおままごとが終わるのに1時間くらいかかりましたね。

終わるというか、周囲の大人達も痺れを切らしたってのが実情だったと思います。

「ね、もう帰ろう。ね?」とか次々に大人達が言い出して、私も必死に「暗くなって帰れなくなっちゃうんだぞー」とか浅葱くん説得してましたよ。
どのお子様も「まだ遊ぶ!」とか言って泣き出しちゃって、ちょっと修羅場でしたね。


浅葱くんは帰りの電車で「あの子、また来るかなー」とか言ってました。

私は失恋に似た気持ちになりました。


では写真の方を。


本日は川崎市にある日本民家園での写真を何枚か。

生田集落
生田集落 posted by (C)葱

ちょっと写真はイマイチですが、こういう古民家が沢山あります。
しかも雪が積もってる珍しい時期です。



山下家住宅
山下家住宅 posted by (C)葱

よく分かりませんが、山下さんが住んでたらしい立派なおうち。



日本民家園
日本民家園 posted by (C)葱

モノクロにするとソレっぽい感じがしますよね。



古民家の初春
古民家の初春 posted by (C)葱

やっぱりモノクロが似合います。



藁葺き屋根の裏
藁葺き屋根の裏 posted by (C)葱

色々な所に技術が使われています。



ということで、川崎市の古民家、近い方は是非行ってみて下さいませ。
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