東海道新幹線の座席ってのは「A、B、C」の3列と「D、E」の2列に分かれております。

A列とE列は窓側なのでだいたい先に埋まるのですが、どちらに座っても「隣には誰も来ませんように…」と思うものだと思います。
東京から西に向かう時は新横浜、西から東京に向かう時は名古屋で強く願う事になります。この間だけで1時間半ありますからね。

でもだいたい叶わないんですよ。
先日、新神戸から東京に向かった時は、E列に座ったのですが、A列にも人が座っておりました。

新神戸を出てすぐ、ゼーゼー言いながら太ったサラリーマンが「あ、ここだ」と言いながらB列に座ったんです。
多分、出発する直前の新幹線に飛び乗ったんでしょうね。息を切らしながら汗だくになってました。


「うわーA列の人、可哀想だな。乗った途端に隣に人が来て、しかも汗まみれで太ってるよ…」


と思いながらも「いやいや、人の心配してる場合じゃない。自分も名古屋辺りで同じような人が来てしまうかもしれない。気を引き締めて行こう!」と、引き締めた所でどうにもならないのに、一人キリッとした顔で風景眺めてたんです。


そしたら京都辺りで車掌が車内検札に来ましてね。
その太ったサラリーマンの切符を見て


「あ、BじゃなくDですねコレ。」


とか言うわけですよ。


「嗚呼!思わぬ刺客が現る!ここまでかっ!」


と、切腹を命じられた千利休かのように、打ちひしがれる気持ちになりましたね。


たかが新幹線、されど新幹線。
私はこの夢の超特急に乗る度に、祈る気持ちで座席につく事を皆さんにお伝えしておかねば、と筆を執った次第であります。


皆さん、BとDはよく似ていますからね。間違えないようにお願いしますね。
E席の人のガッカリ感が半端無いですから。


では写真の方を。


本日は紅葉です。
季節にピッタリですね(皮肉)。

紅葉一つで色々な撮り方があると思います。そんなのを載せてみたいと思います。

陽の当たる紅葉
陽の当たる紅葉 posted by (C)葱

東京都の馬事公苑で撮影した一枚。当時は「コレ来た!凄い一枚!」なんて思ってましたが、構図がなってませんし、主体選びもイマイチですね。
こうやって人は成長していくのですよ。



紅葉フォトフレーム
紅葉フォトフレーム posted by (C)葱

これもこの時は素晴らしいアイデアだと思ったんですけどね。「葉っぱがクタクタやないか」と思ったら見られたものでは無くなりました。
背景の色合いや奥行きなんかがあって良いと思いますけどね。ピントを合わせている所にもう少し気を配らないと、と当時の私に言いたくなります。



広角いっぱいの紅葉
広角いっぱいの紅葉 posted by (C)葱

これでもっと構図を考えていれば面白かったでしょうね。広角いっぱいに葉っぱを撮ると、ファイルサイズが凄い大きくなるんですよ。
複雑で細かい写真ほど、ファイルサイズは大きくなりますからね。



男と女
男と女 posted by (C)葱

これは昔よく撮ってたシーンです。
どっちを女性に例えているかは、見てすぐわかりますよね。よく考えると、こんなワンポイントだけで女性に例えられるというのは不思議なものですよ。

人の心理だと思います。
こういう所から、写真の表現は広がっていくのだと思いますね。



晩秋の落ち葉
晩秋の落ち葉 posted by (C)葱

こちらは美術館の庭園。苔のある所を掃除して、落ち葉を並べています。
写真を撮る時って、なぜか「自然の状態のまま」と思いこんでる方がいますが、マナー違反にならない範囲で、落ち葉を綺麗に配置する、ゴミを取り除くなんてのは基本ですからね。
できることはやってから撮影してくださいませ。


ということで、紅葉だけでも色々な撮り方があるかと思います。
皆さんも秋に向けて美しい紅葉撮影をしてくださいませ。
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