
出張でのホテル滞在なんて、千鳥足の時もあるわけですよ。
カトちゃん並みに「ウイー、ヒック」とかやりながらフロントに到着するわけですが、フロントでは「お待ちしておりました」とか適当な事を言うので、こちらもジェントルマンを装って「酔ってないよ」という顔をするのです。
そして「本日予約していた葱です」とか言うと、お待ちかねの住所記入タイムの突入ですよ。
何度そのホテルに泊まってようが、住所から名前から全て登録している「楽天トラベル」で予約してようが、必ず住所、氏名、電話番号を書かせるあのシステムは、「どうかしてるんじゃないか」って思いますが、旅館業法で決まっているのでしょうから仕方有りません。
その上で私が言いたいのは「必須項目以外は無くしておいてくれ」という事です。
どのホテルに行っても「ではコチラの氏名、住所、電話番号に記載をお願いします」と言われるのですが、項目が10個くらいある中の3つを書けばいいだけなんです。
年齢だとか、会社名だとか、記入不要な項目が多すぎて、一体どこに書けば良いのか迷うんです。
もうこの紙だけは、どんな酔っぱらいでも一目で分かるようなフォーマットにして、全国共通にして頂けないかと切に願うわけでございます。
天下り団体でも何でもいいですから、共通の方向で是非よろしくお願いします。
ということで写真の方を。
写真を始めた頃に撮った、なんとなく撮った写真は商業誌に使われる事が多かった気がします。
通常の商業誌というのは写真を見せたいわけでは無く、編集者の言葉がメインとなります。よって、「おお!凄い写真だ!」となっている必要が無いのです。
プロはそういう部分を見極めて、写真雑誌には芸術点を高く、通常の雑誌に添付する写真は芸術点を低くして撮り分けているんだと思います。
ということで、当時撮影したもので雑誌に載った写真を載せてみたいと思います。

冬の始まり posted by (C)葱
コチラはビギナー部門のコンテストで優秀作品賞を頂いた写真です。霜柱をモノクロにして透明感を出してみたのですが、それが選者にウケたみたいです。
こういう工夫のある写真はコンテスト向けだと思います。

馬駆ける秋 posted by (C)葱
こちらは馬事公苑で撮影した馬術の写真。背景の処理が雑ですよね。
もっとボケを入れたり、色合いを考えたりすべきだと思うのですが、これは採用されました。
先日も書きました「二子玉川本」というムック誌に載っております。

落葉 posted by (C)葱
こちらは砧公園で撮影した落ち葉。
何の芸術性も無いのですが、フリーペーパーの裏表紙に使って頂きました。
ということで、ちょっと撮ってみた写真の方が一般的な商業誌には載りやすい傾向がある気がします。
皆さんも色々な写真を撮ってみて下さい。思わぬ所から引き合いが来るかもしれませんよ。

著者:中井 精也
インプレスジャパン(2011-03-30)
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