
分譲マンションでしっくり来ないのは「空中を買ってる」って点ですよね。この空中に価値を作ったのはマンション建てた人ですからね。なんとなく策士にいっぱい食わされたような感じがしない事もありません。
よく言われる「掛け捨て」か「資産にするか」で考えると、どう計算しても分譲マンションの方に分があるわけですが、そもそも売れないと意味無いですからね。
重要なのは
「20年、30年後に少子化で減った30代、40代の夫婦が、築20年、30年のマンションを好んで買うか」
だと思うんですよね。
皆さんがマンション探す時の条件に「築15年以内」とか入れると思うんですよ。もう目を瞑ってもそこは「15年以内」とかやっちゃうと思うんですよね。
そう考えるとローン返した後の築30年以上のマンションなんてもう「ホント、もうホントイヤなんだけど、お金無いし妥協して住んでみるわ」みたいな人しか買わないわけですよね。
しかもマンションは「突然ですが!もうにっちもさっちも行かないので大幅修繕しまーす!」とかありますからね。どっきりカメラなら「大成功」で済みますが、現実にあり得ますからね。怖いですよ。
そう考えるとやっぱり分譲マンションってのはロシアンルーレットみたいなものなんだと思います。
私は賃貸を転々として色々な所に住み、そして写真を撮ってみたいなと思う今日この頃であります。
では写真の方を。
本日は紅葉写真の方を。
皆さんは紅葉写真を撮る時って、見たままを撮ろうとしてませんか?もちろんそれはそれで正しいのですが、写真を美しく見せるテクニックとして
・撮る場所の掃除をする
・落ち葉などでアレンジする
というのが基本としてあります。
掃除は蜘蛛の巣を払っておいたり、葉っぱの上のゴミを取り除いたりする感じです。生きてる葉っぱをむしり取ったりするのは反則です。
その上で落ち葉を拾って適当に葉っぱの上に置き、それを撮る事で簡単に美しい絵を作る事ができます。
そんな作例を載せてみたいと思います。

小さな葉 posted by (C)葱
この写真のように適当に葉っぱに引っかけるだけで美しい背景と合わせる事が出来ますよね。主体を置かずに、まずは美しい背景が見える場所をセッティングして、後から主体を置いても構いません。

色付く朝 posted by (C)葱
この写真も同じようにして撮っています。
但し、ちょっと落ち葉が汚かったので色がくすんでしまってますよね。
綺麗な落ち葉探すのも結構大変なので、“綺麗に見える落ち葉”を探して下さい。綺麗な落ち葉が無いからと言って、赤い葉っぱをもぎ取っちゃうのはやっぱり反則です。ご注意下さい。

楓模様 posted by (C)葱
こちらは本題とは外れてますが、モノクロにしてみた楓。ちょっと星座みたいで面白いですよね。

スポットライト posted by (C)葱
少しソフトフォーカス効果を入れましたが、効果を入れると途端に不自然になってしまいますよね。皆さんは真似しない方が無難です。危険な思いをするのは私だけで充分です。

緑の雲に隠れ posted by (C)葱
この絵は好きですね。
この撮影方法で最も大変なのは「主体が置けるかどうか」です。綺麗な葉っぱを見つけたり、美しい背景や前ボケを探すまでは結構簡単なのですが、ベストな場所に主体を置くのが最も大変です。
引っかからなかったり、主体として重要な部分が隠れてしまったり、上手に置けてもシャッター押す前に風で落ちてしまったり。
根気よく頑張って下さい。

季節感じ posted by (C)葱
こちらは主体を少し大きめに撮ってみました。主体の大きさや全体の絵のバランスも考慮して下さいね。

黄色の大木 posted by (C)葱
最後は本題と無関係な銀杏の木。
ということで、皆さんも「そのまま撮るのが正しいんだ」と固執せずに、少し自分の思う通りに絵を作ってみる事もやってみてください。
ちなみに後かたづけや、人様の敷地で絵を作ったりはしないようにしてくださいね。

著者:LOCUS. AND WONDERS.
毎日コミュニケーションズ(2009-08-25)
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