
赤い斑点のある細いタケノコみたいな植物で、茎の皮をめくると生で食べられるんですよ。子供の頃、そこら辺に生えてるのをもぎ取って食べてました。もぎ取る時に茎を折りますと「ポコッ」っていい音が鳴るんですよ。
あと山に登ってはキイチゴを取って、帽子に詰めて洗って食べてました。
こうやって書いてみると「オマエは何ストラロピテクスだ」って言われちゃいそうですが、超ド級の田舎にある学校生活ってこんな感じです。
そいや思い出してみると、自転車が免許制でしたね。
小学3年生くらいに自転車を学校に持って行って、実技試験をパスすると免許を貰う事ができました。
免許は常に自転車に付ける必要があり、公道に出る際はヘルメットとタスキが必須です。道路を曲がる際は“手信号”が義務づけられてました。
「こんな超ド級の田舎で、一体何から身を守っているのだろうか」
という疑問はありましたが、考えてみると都会の整備された道路だけでは無く、草むらや側溝の脇道などの“道無き道”を走り回っていたので、正しいのかもしれません。
しかし手信号には疑問がありました。
右手を直角に上に上げると左折、右手を真っ直ぐ右に伸ばしたら右折。この手信号を出したまま曲がるのが基本です。
しかし先生や警察からの注意点として以下がありました。
・曲がる時は手信号を必ず出しましょう
・片手運転は危ないのでしてはいけません
この2つがどうにも矛盾していて「大人の言う事は複雑だ…」と思ったのを覚えております。
もちろん空気を読むお子様でしたので「その注意点のどちらが優先度が高いのでしょうか。矛盾してませんでしょうか。」といったような質問はしませんでした。
まあ気が付けば町の誰も手信号なんてやっていないのを見てからはしなくなりましたが。
皆さんも人に何か教える時は矛盾しないように気を付けて下さいね。
私が将来誰かに写真を教える事があればこう言いますよ。
「こう!雰囲気で!グッと来る感じで!違う!もっと頑張れ!伝われ!」
メキメキ上達する事間違い無しですね。
ではそんなグッと来る感じで撮った写真の方を。
東山動植物園は動物園と植物園が一体となった場所です。
そんな東山動植物園の写真を載せておきます。

スプラッシュ posted by (C)葱
この写真のExif情報を見ると撮影時間が「9:07」です。開園直後に入ったんですよ。
出張ですからスーツ姿ですからね。開園直前に門の前で並びましたからね。

皿の雫 posted by (C)葱
上の噴水の下にあった受け皿。もうこういうどうでもいいものを撮りたくなっちゃう性分なのです。

見る見られる posted by (C)葱
こちらはフラミンゴ。正直、動植物園の「動物園」ってほとんど興味ないのでスルーしちゃいます。
動植物園の動物園はオリに入って写真も撮りにくいんですよね。動物園の場合は動物が主役ですので、何とか面白く動物を見せようと頑張るのですが、動植物園は植物園をメインに見てしまうのが私流。

紅の花 posted by (C)葱
バラ園にあった薔薇。少し前ボケで合わせるだけで面白くなりますよね。

ざわめく中で posted by (C)葱
こちらなんかも面白い背景していると思います。色合いが綺麗に見えると思いませんか?これは補色の関係なんですよ。
写真を撮る上で特に覚える必要はありませんが、美しく見せる為には「構図」もあれば「補色」という色合いもある事を覚えておいてくださいね。

熱帯の植物 posted by (C)葱
温室行ったら南国な植物を撮っちゃいますよね。ハイビスカスでは無いと思いますが、なんとなくシベを撮っちゃいたくなる花であります。

水面のハート posted by (C)葱
水面に浮いていた葉っぱがハート型でした。ハートって目を惹くので探してでも撮った方がいいですよね。

秋の小川 posted by (C)葱
東山動植物園ってくらいですから山の上にあるんですよ。結構しんどいのですが、このお花畑まで来ると美しい花壇があります。

モジャモジャ posted by (C)葱
主体の左にある茎が邪魔ですよね。なんとか排除したかったのですが、別のオッサンが来てしまって退散した記憶があります。
写真を撮っているとその周囲の情景なんかも記憶に残りやすいですね。
思い出を記憶に残す為にも“写真を撮る”というのは良いのかもしれません。

覗く季節 posted by (C)葱
最後は山の中で見つけた紅葉。時期は少し早めだったので、色づきの汚い葉っぱは前ボケで隠しました。
ということで、名古屋から結構近い場所に東山動植物園はありますので、是非行ってみて下さい。もっと時間がある場合は犬山のモンキーパークもオススメですよ。

著者:武田 康男
草思社(2008-12)
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