「ソフトフォーカス」って言葉はご存じでしょうか。読んで字の如くですから想像は簡単にできますよね。「写真が柔らかい感じになる撮影方法」というのが最も簡単な答えでしょうか。実際のソフトフォーカス風な写真は以下のようになります。
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どっからどう見てもソフトな雰囲気が漂ってますよね。
このソフトフォーカスという技術、実践する為には色々な方法があります。
・ソフトフォーカス専用のレンズを買う
・ソフトフォーカス風になるフィルターを買う
・ソフトフォーカス風に見えるレタッチを行う
ということで、今回は最後に書かれたレタッチ方法について書いてみようと思います。ソフトウェアはPhotoshopElements5.0です。
ElementsはPhotoshopの中では最も安価です。よって他の種類のPhotoshopであっても全て共通で利用できると思います。
では早速手順を書いてみたいと思いますが、その前に手順としては2パターンあります。普通の画像と、割と明るい画像で若干手順が違います。その違いも含めて書いてみたいと思います。
| 普通の画像の場合 |
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まずは以下のような画像で試してみたいと思います。ちなみにこの写真は先日の花火大会で撮影しましたボツ写真を掘り起こしました。
ここで言っている“普通の写真”とはハイキーで無いものとお考え下さい。明るい画像の場合はちょっと手順を変えてみたいと思います。そちらは後述します。
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手順1 レイヤを複製します。
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まずは背景レイヤをドラッグし、複製用のアイコンにドロップすることで、同じ画像のレイヤを2枚にします。
別にこの方法でなくても構いません。要は同じ画像が2レイヤあれば良いのです。
手順2 複製したレイヤのモードを「スクリーン」にします。
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複製後は自動的に複製したレイヤが選択されていますので、そのままモードを「スクリーン」にします。「スクリーン」モードというのは、同じ絵を映写機2台で1つのスクリーンに映したような効果がでます。つまり同じ色が重なった場合は明るくなります。
今は全く同じ絵を重ねていますので、画像全体が明るくなっていると思います。
手順3 背景を選択します。
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手順4 背景レイヤを「ぼかし(ガウス)」でぼかします。
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フィルタメニューから「ぼかし(ガウス)」を選択します。
続けて表示された画面の「半径」値を操作し、画像を見ながらベストなソフト具合になる位置を探します。
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このサンプル画像では「27.0 pixel」となっていますが、画像の大きさによって設定値は全く違ってきます。「○pixelが正解」といった事はありませんので、適当に操作してみて綺麗に見える位置で止めてください。
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完成です。
どうですか意外に簡単ですよね。
| 明るい画像の(ハイキーな)場合 |
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さてハイキーな画像の例として以下を挙げてみたいと思います。
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こちらも同じく以前撮ったボツ写真であります。ということで、こちらの画像を上記の手順でソフトフォーカス風にしてみます。
ドン!
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や、やだ!まぶしい!やめて、溶けちゃう!
そんな感じですよね。要は「スクリーン」モードにすると明るさが増してしまいますので、重要な部分が飛んだり見えにくくなったりしてしまいます。
そこでハイキーな画像では、以下の手順によってソフトフォーカス風加工をしてみると良いのではと考えています。
手順1 レイヤを複製します。
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ここは同じですね。もう目を閉じててもできますね。
手順2 複製したレイヤの不透明度を、とりあえず60%に
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ここが違いますね。
スクリーンモードでは無く、標準モードのまま不透明度だけ変更します。とりあえず60%くらいで良いと思います。
手順3 背景を選択します。
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手順4 背景レイヤを「ぼかし(ガウス)」でぼかします。
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ここも同じですね。寝ながらでもできそうです。いやそれは無理です。
やはり背景レイヤを「ぼかし(ガウス)」を使ってぼかします。最初の手順と同じで、この画像の通り「28.9 pixel」にする必要はありません。画像の大きさによって値は変わりますので、適度なボケになる部分を探して下さい。
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いかがでしょうか。
これら2つの方法を知っていれば、2つの組み合わせも可能ですし、色々と表現に幅が出てきます。みなさんも是非色々とお試し下さい。
最後に注意すべき点を述べておきます。
人間覚えたての時というのは、やたら同じ事をしてしまうのが常であります。
身に覚えが無いでしょうか。
・魚眼での撮影
・斜め構図
・ミニチュア加工
・ソフトフォーカス風加工
・ちょっとアングル変えただけの同じ主体写真
これらは多用するとすぐ飽きます。それはもうビックリするくらい飽きます。見た人は「またこの写真ですか」って思っちゃいます。
なぜこんなことが分かるかと言うと、だいたい全て経験済みだからです。
覚えたての頃はサルのようにやってしまい、「どうだ!これならどうだ!こっちはどうだ!」と同じ様な効果を載せてしまうのですが、後から見ると枕に顔を埋めてバタバタしたくなっちゃいます。
たまに実施する程度で頑張ってみてください。
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