久しぶりに一眼レフやってみたんですけど、スーツで写真撮るのって結構厳しいんですよ。まず一眼レフを入れるカバンからしておかしいですからね。
カメラ用のカバンじゃないですから、仕事用のカバンがイビツな形で膨らむんですよ。カバンがモッコリしてるわけですよ。
モッコリした所のジッパーを開けてご開帳ですよ。警察来ちゃいますよ。
あとレンズ交換が異様にやりにくい。
本当は一眼レフのレンズを屋外で交換するのって良くないんですよ。
開けた瞬間にゴミやらチリが入るかもしれないですからね。
プロはそういう時どうするかって言いますと2台持ちにするんです。予備も兼ねられていいですよね。
まあ重いのと金銭的な所でやってられないですけどね。
そして撮影しにくい。
スーツで一眼レフ使うってのは、もはや大道芸ですよ。
街で見かけたら胸ポケットにお金でも入れてあげた方がいいですよ。こっちも「畳めるヤツでお願いします」とか言っちゃいますからね。
座って撮るのが凄く大変なんです。
尻の辺りが破けるかもしれないというリスクもありますからね。
まあそんなわけで、色々とやりにくいスーツでの撮影ですが、ファインダー覗いてると熱中できていいですね。
嫌なことも忘れられる気がします。
そんな気分で撮影した北海道大学植物園での写真を何枚か。
キレのある花 posted by (C)葱
温室で咲いていたスイレンの花。
カメラを斜めにして、望遠レンズを使って背景のコンクリートの縁を大きくボカしてます。
妙なスピード感が出ますよね。
花を垂直にして、花の平行に撮影するとどうしてもコンクリート部分が不自然だったので、斜め構図にして面白みを出してみました。
飛び出す球 posted by (C)葱
こちらも温室にあった妙な花。
この赤いのが開くと、これまた奇妙な花が開くのですが、ツボミの方が可愛らしくて良かったですね。
単なるマクロ写真といった感じです。
模様 posted by (C)葱
こちらも温室とかでよく見る珍妙な蘭だかの花。
コレ系は種類が多すぎて名前まで調べる気にならないですね。
空中浮遊 posted by (C)葱
屋外にモサモサ咲いていたハナカイドウの花。
ただちょっと終わりかけていて、花がどんどん散ってる最中でした。
そんなハナカイドウの花が蜘蛛の糸に引っかかってたのをマクロレンズで撮影。
風に揺られてピント合わせるのが大変でした。
この後風が強くなって、風が止むのを待っていたらヒラヒラ飛んで行っちゃいましたね。
高山の花 posted by (C)葱
こちらが高山植物のクリンソウ。あちこちの水辺に咲いてました。
そのまま撮るとあまり面白く無いので、あえて手前の柵を入れて撮影。
前ボケはハナカイドウの花。
ちょっとした工夫が面白いですよね。
ということで、一眼レフで熱中して撮ってると右脳が活性化される気がする今日この頃です。
ボケ防止とかにいいかもしれないですよ。
「フォトグラ運動」とか勝手に名付けて「ダイエットに効果アリ！」とかの触れ込みで会費取ったら仕事しなくて済みますかね。
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スタイリッシュな写真と、カメラマンあるある満載のキレのいいトーク、
楽しく拝読いたしました。
オバサンの私も先日大道芸やっちまいました（笑）
スーツと革靴じゃないのですが、
しゃがんで撮影中に、ホーキングのトレッキングシューズの靴底が本体と分離しまして、
応急処置で、カメラの防水用に持ち歩いているスーパーのレジ袋をひも状にたたんで、縛って歩きました（笑）
蚊もいったん気がついてしまうと、集中力が削がれるのが怖いです。
こんな話ができるお時間が、少しづつ増えていきますように！