仕事上で大事なのは「キャラ設定」だと思います。

「おいおいアナタは芸人か。」そう思われるかもしれませんが、東京で3つの会社を経験した上で最も重要だなと思ったのがこの「キャラ設定」です。

私が最初に就職したのは恵比寿にある小さなソフトウェア会社。

「ITに関係するなら何でもやります」くらいのありがちなソフトウェア会社でした。
私は大学時代に、ある程度ソフトウェアを作っていたので、新人研修からとっとと抜け出されて「OJT」という名の放置状態になりました。

そして最初の仕事は、当時手取りが17万円くらいなのに月単価100万円で取ってきた保険会社のマクロ作成ですよ。

「残りの83万円はどこにいくんだ!」って不思議に思ったら、社長が頻繁にラスベガスに行ってましたよね。
「社長が社長室にいない時はラスベガス」ってのが通説でした。

で、この初仕事やら何やらをとっとと無難にこなした事でいいイメージが付いたらしく、新人なのに割と何をやっても怒られなかったように思います。

いいキャラ設定が出来ましたね。
新人にしては割と良い立ち位置だったと思います。

あとは仕事の無い期間が出来れば、まるで仕事をしてるかのように勝手にアプリケーション作ったり、眠くなったら「寝た方が効率いいんで」とか言って寝てたり、定時でとっとと帰ってパチンコしたり、結構適当にやってました。

しかしこの会社は度重なる社長からの旅行の誘いに嫌気がさして2年で辞めました。
キャラ作りだけは成功してたと思います。


次の会社では何十台もあるUNIXサーバの運用管理。

異常が発生したらその原因を突き止めて、ハードやソフトのメーカーに「はよ直せ」と言ったり、お客さんに説明したりするお仕事です。

全くのど素人で始めたのですが、ここの会社はキャラ設定を完全に間違えました。

始めた当初、仕事内容がサッパリ分からなかったので「オラ、何でもやります。」みたいな低姿勢から入って、次から次へと頼まれた事をこなしていったのですが、頼まれ過ぎてそのうち「イジられキャラ」になっちゃいましてね。

やっぱりある程度の距離感って大事ですよ。

当時私はスヌーピーが大好きで、50周年の記念イベントが銀座とかでありましてね。欠かさず参加してた所、あだ名が「ヌーピー」になっちゃいましてね。

職場でも「ヌーピー!ちょっと!」みたいな感じで絶大なるコミュニケーション力を発揮していたのですが、ちょっと距離を縮めすぎちゃいましたよね。

ことあるごとに呼ばれて「もうそれは無視させて」ってのも全部呼ばれてしまう所にイジられキャラのデメリットが見えました。


最も困ったのが、社内のどの部署でも使えず、たらい回しになった人材との面接。

「いい経験だからヌーピーも来い」と連れてかれて、当時私は26歳でしたが、目の前で30代のオッサンが「辞めたくないですー!」って泣くわけですよ。修羅場ですよ。

これ見せて一体何の役に立つんだって話ですよ。

で、結局この会社は1年で辞めちゃいました。


こんな経験を経て3社目でやっと10年以上在籍しましたよ。
新人で入った会社の事を思い出して、より普通な感じでキャラ設定できたのは良かったのではないでしょうか。


要は「無理したキャラ設定は後々困るぞ」って事だと思います。
是非自分に合ったキャラ設定でうまく仕事の波に乗って頂けたらなと思う次第です。


まあそんなわけで、たった3社ではありますが、キャラ設定は重要ですよ。
自分の振るまい一つで定着するキャラは変わりますからね。


今後就職される新人の方や、転職される方は参考にしてみてください。


では昔の写真を一枚。


次の世界へ
次の世界へ posted by (C)葱

久しぶりに前段の内容と合った写真を持ってきてみました。

世田谷区の岡本公園に隣接する岡本静嘉堂緑地という所で撮った一枚。
まあ見事な森なんですけどね。朝陽に照らされた森というのはなんとも気持ちの良いものであります。


皆さんも次の世界に向けて考えてみて下さいませ。
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