「・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・オレの邪気眼!」という中二のように、たまに親知らずが痛み出すんですよね。
正確には「親知らずが痛い」というよりか、ほっぺの裏を噛んじゃう事で痛いんですよね。

数年前、左側の親知らずを上下抜いたものの、右側の親知らずは残っていたのですが、ここにきて限界ラバーズですよ。

見てみないフリして早数年。
口の中を鏡で覗いても、自然と視線が明後日の方向向いてましたからね。不自然な口笛吹きながら明後日見てましたからね。前向きですからね。

どうしてこんなに頑なにスルーしていたのかと申し上げればですよ。左側の親知らずを抜いた時の印象が非常に悪かったからなんですよね。

お茶の水にある大学病院で抜いたんですけど、手術の前にレントゲン撮るんですよ。
親知らずのレントゲンって、口の中の親知らずの奥にフィルムをセットして撮るんですよね。これが耐えられないんですよ。

日本代表の応援歌出ちゃいましたからね。「オーエーオエオエオエー♪」って。
レントゲン撮ろうとしてるお茶の水博士だって「これじゃレントゲンは撮れんのう」って嘆いてましたからね。


何回か失敗が続いて、ついには「もういいや」って言ってましたからね。お茶の水博士、医療放棄しちゃいましたからね。
まあ、その時私は「あしたのジョー」みたいに白くなってましたけどね。


そんなこんなでいざ手術って時になったら「あまりない手術となりますので、学生を見学させたいのですがよろしいですか」って言われましたよね。さすが大学病院ですよ。あざといですよ。

だいたい心理的に絶対断れないわけですよ。
痛くて手挙げてもガン無視されるかもしれないですからね。「あっそ」とか言われちゃうかもしれないですからね。

ですから仕方なくOKしたんですけど、なんかもう学生は必死に何かメモってるんですよね。

こっちは麻酔でワケ分からなくなって、看護婦さんに機械でヨダレを吸い取って貰ってるのに、何かメモってるんですよね。

「“ヨダレ、割と多し”とか書いちゃってんじゃねーのかコノヤロ」とか、憤慨してるうちに歯が抜けてたんですけどね。

その後の抜糸までの1週間が地獄でしたね。

歯茎をパカッと割って歯を取り出す手術だったので、歯茎を縫った所が痛すぎて困りましたよね。
矢沢永吉なら「これってロックだよね」って言うくらいの痛みですよ。


あの恐怖が再び蘇って来るので、なかなか右側に着手できない私がおります。

2014年、歯を抜くかどうかで悩む一年になりそうです。


では写真の方を。


本日は花やら植物やら自転車やら。

飛燕草
飛燕草 posted by (C)葱

ヒエンソウ。背後の玉ボケと花の形が合ってて割と面白いですね。
もう少し背景は考えた方が良かったかもしれませんが。



黒い楓
黒い楓 posted by (C)葱

これも発見ですよね。何でもない風景もこう切り取れば趣が出てきます。



緑の楓
緑の楓 posted by (C)葱

これは普通の緑の楓。緑の時期は葉が綺麗なんですよね。



河原の自転車
河原の自転車 posted by (C)葱

川辺にあった自転車。ミニチュア風加工を入れてます。



(HDRI)雨後の罠
(HDRI)雨後の罠 posted by (C)葱

蜘蛛の巣。
割と幾何学模様が面白くなるんですよね。



ということで、散歩ついでに色々撮ってみて下さいませ。
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著者:その江
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