神戸元町の商店街って未だに人が多いんですよ。「どうしてこんなに人が多いのか」を哲学的に考えちゃいたいくらい凄い人なんです。

で、私もよく散歩ついでに歩いたりしてるのですが、途中にケーキ屋さんが2軒連続する場所があるんですよ。一方は「パティスリー サ・ソ・ボン」という、建物がドえらくメルヘンな、男性はちょっと入るのをためらうくらいの門構えで、まあ端的にイメージを述べさせて頂くと、「お菓子の家の庭にあるマーライオンがゲロゲロと水を出していて、そこを戯れる妖精達」みたいな、あくまでイメージですが、そんな感じなんですよ。
で、そんなメルヘンチックなお店が、最近急にババクサくなっちゃいましてね。

あ、全国のオバサマ達には申し訳無いです。

とにかくメルヘンチックな建物はそのままに、売ってるものが「ケーキ」から「ぜんざい」に変わっちゃったんですよ。
その衝撃たるや“お出かけから帰ってきたらエアコン付けっぱなし”みたいなそんな衝撃ですよ。

店の中には喫茶店もあるのですが、最初に入った時は「あれ?今日は“ぜんざいデー”か何か?」みたいに軽く考えてたのですが、2回目入って気づきましたね。

「お、お店が変わってるじゃないか…」ってね。

元々「パティスリー サ・ソ・ボン」ってのは「神戸風月堂」が運営していたらしいのですが、どういうわけか本家の風月堂に取って変わっちゃったみたいなんです。


まあ私はこのお店、喫茶店にはたまに行くものの、ケーキは種類が少なかったので買った事無かったんですけどね。

ケーキは隣にある「パティスリー グレゴリー・コレ」で買います。
ちなみに「パティスリー グレゴリー・コレ」にも喫茶店がありまして、浅葱くんと2回行っただけで、店員さんが「また来てくれたの!」って浅葱くんに言ってましたね。
「やるな」って思いました。


元町商店街を歩いた時は、是非この2軒見てみて下さい。
建物の風月堂と、ケーキのグレゴリーコレ、こんな覚え方でどうぞ。テストに出ますよ。


では写真の方を。


本日は花写真の背景について。

初心者の頃は“背景を考えて撮る”というのを忘れがちになります。これは私も経験済みですが、毎回PCで写真を確認する時に

「あれ?どうしてこの時背景考えなかったんだろう」

と後悔をしていました。
この後悔を何回かしてるうちに、撮影時に思い出すようになりました。

「そうだ、ここで背景を工夫するんだった」という感じです。

更にこの思い出す撮影を繰り返しておりますと、もはや「背景を主体に合わせる」というのは当たり前の作業になります。

撮影時に現場で思い出す事が最も重要ですので、失敗写真を撮ってしまった時は激しく後悔してくださいね。

では参考写真の方を。

一筋
一筋 posted by (C)葱

まず主体選びというのは、群れから飛び出た一輪を探せばOKですよね。良い主体だと思います。
背景は主体というより絵全体に対して合わせているような感じですが、この点がイマイチな所だと思います。



仲むつまじく
仲むつまじく posted by (C)葱

こちらの場合は背景を何も考えてません。

こういう「面白いもの見つけました」系は背景を考えなくても良いのですが、できれば背景も作り込んだ方が良いですね。

この写真の場合は仲むつまじい感じを助長するような、スポットライト的なボケを入れた方が分かりやすくなったと思います。



月夜の晩
月夜の晩 posted by (C)葱

よく見かけるこのおひな様みたいな花も、月のようなボケを入れると趣が増しますよね。これぞまさに考えられた背景だと思います。



コットン50%
コットン50% posted by (C)葱

これも似たような感じで、主体の上の空間が空いてしまったが為に丸いボケを入れてます。



ということで、「背景を考える撮影」はビギナーの必須項目だと思います。是非色々考えて撮ってみて下さいませ。
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著者:丹野 清志
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