IT関係で仕事してますと、開発したソフトウェアの問い合わせなんかが来るんです。
よくパソコンのオペレータの話で「うんざりする質問」「困った質問」とかありますよね。「ダブルクリックって何だ!英語使うな!」みたいな話とか。

私も過去に色々な対応をしておりますが、問い合わせする人って大きく分けて3種類のパターンがあると思ってます。

1つ目のパターンは「技術に詳しい人」。

この方々は割とどんな会社にも必ず1人くらいはいる、その会社内での「パソコンの大先生」に当たります。こういう方が窓口になると問題となった症状をどう伝えればいいかが分かってる事が多いです。
例えば「○○を押して、次にスクロールをしたらエラーが出た」みたいな、何を以てエラーになったのかを教えて頂けます。

この場合、我々は同じ環境で同じ操作をすれば良いだけなので、即座な対応が可能となります。
2つ目のパターンは「自分がどれだけ大変な状況かをアピールする人」。

割と女性に多いのですが、男性にも希にいまして「お客さんの為に資料を作らなければいけなくて、その資料は午後までに作らなければいけないのだが、起動したらエラーが出て使えなくなった。」みたいな内容です。

重要な部分がかなり省略される傾向が多いですね。結局電話などで詳しい手順を聞かなければならず、電話しても「さっきまでは動いていた」とか「自分は何もしていない」といった保身に切り替わったりして、具体的な操作を聞き出すまでが長い傾向があります。

こういうのは解決までに「冷静にさせる→操作を聞き出す」という過程が入りますのでどうしても長引いてしまいます。


3つ目のパターンは「パニック」。

2つ目のパターンと似ていますが、こちらは「困った困った」とたじろぐ事無く、積極的に行動に出るタイプです。

私も過去に1度しか経験がありませんが「パソコンが起動しない」という理由で、たいした相談もなくPCごと送って来た上で「直して」と言われた事があります。

結局どこも壊れておらず、原因は「ディスプレイの電源が入っていない」という、これぞまさに“オッチョコチョイ”と言える問い合わせだったのですが、とにかく行動力だけはズバ抜けてるので、すぐ実行してしまう所が長所でもあり短所でもあります。


私は基本的に企業からの問い合わせに限られてますが、これが世間一般のご家庭からの問い合わせなら、大変な事だらけでしょうね。毎日ネタに事欠かないでしょうね。

ですので、パソコン機器のオペレータさんなんかには、人の怒りを闘牛士のように避ける能力が備わっているんだと思います。尊敬しますよ。


是非皆さんも優しい問い合わせを心がけて下さいね。


では写真の方を。


本日も鷺草。
早速写真の方を。

飛行ルート
飛行ルート posted by (C)葱

玉ボケで鷺草の飛行ルートを作ってみました。
しかし主体が玉ボケと重なって見えにくいですよね。やっぱり白い主体の背景は暗くしておくべきだと思います。



鷺の群れ
鷺の群れ posted by (C)葱

無数の鷺草があるので群れている感じも撮ってみたくなります。
が、主体が分かりにくいので今ひとつですね。



羽ばたく
羽ばたく posted by (C)葱

やっぱりシンプルなのがいいですよね。わかりやすいと思います。



朝モヤと鳥
朝モヤと鳥 posted by (C)葱

この絵のパターンは一度コンテストに入賞してから撮るようになりました。
色々必死にフレーミングを考えた結果導き出したので、私にとっては感慨深い構図なんですよ。



ということで、鷺草がこんなにモジャモジャ咲いてる所は滅多に無いのですが、どこかの植物園で見かけたら面白い撮り方を考えて下さいね。
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著者:上田 晃司
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