「いたいのいたいのとんでけー」ってあるじゃないですか。
浅葱くんが赤ちゃんの頃から、どこかにぶつけるとやってました。

でも普通にやって「ホラ、痛くなくなったでしょ!」というのはどうも納得出来なかったんですよ。

「質量保存の法則」ってありますよね。化学反応の前後で物質量は変わらないって、中学生くらいで学びますよね。
どんな魔法を使ったとしても、“痛みが消えて無くなる”というのは都合が良すぎると思うんですよね。

そこで私は「いたいのいたいのとんでけー」とやった右手が、はるか彼方に飛んでいきながらも、美しい放物線を描きつつ私の方に返って痛みが伝線する、という実に科学的で論理的で、説得力のある「いたいのいたいのとんでけー」を実践してました。

そして右手が着地した場所は痛くなるわけですので、そこを押さえて「痛い痛い!」と言うのが一連の流れです。


この私のオーバーアクションな「痛い痛い!」で浅葱くんは必ず笑うため、実際の痛みも飛んでいくという、計算に計算された人間行動学に基づく科学的療法と言えるかもしれません。「お医者さんも推奨する」とか売り文句付けて売ってみたいくらいの療法だと思ってます。


しかしここで私の誤算が発生しました。


まさか浅葱くんがコレを覚えるとは思わなかった…


ここがマッドサイエンティストである私も想像出来なかった部分なのですが、嫁様がどこかに足をぶつけて「痛い!」と言おうものなら、浅葱くんが飛んでいき「いあいのいあいの、んでけー!いたいいたい」とか言うんです。


「…あ、いや、その痛い部分はお父さんのオリジナルだからね。質量保存の法則だからね。」


とか言ってるのですが、今のところ通用しません。

ということで、皆さん浅葱くんが「いたいのいたいのとんでけー」って言い出したら、「痛い痛い」まで付き合ってあげてくださいね。


まあそんな感じです。では写真の方を。


紫陽花ばっかりでスミマセン。
桜が終わってしばらく普通の花を撮った後に紫陽花が満開になりますので、私としては大ハッスルする時期なんですよ。
あと時期的に蚊も少ないですからね。

そんなわけで、紫陽花に背景を合わせてみようということでまとめてみました。

何想う
何想う posted by (C)葱

朝一番に撮影に行きますと、太陽の光が斜めから入ってきますよね。そんな時に水滴がありますと、こういう背景が簡単に作れます。

これが昼間だと難しいんですよ。

昼間は光の方向が悪く、強さも強すぎるんです。
この点も踏まえて早朝撮影というのがいかに有利かを考えて下さいませ。



ピンクな朝
ピンクな朝 posted by (C)葱

背景は周囲の木々です。この背の高い木々があれば、簡単に木漏れ日が出来ますので、玉ボケを作りやすいと思います。



朝と紫陽花
朝と紫陽花 posted by (C)葱

この場合は単なるマクロ撮影ですね。背景は主体と同じ様なものを入れてますので、構図的には対比構図になるでしょうか。



光のプレゼント
光のプレゼント posted by (C)葱

こういうちょっとしたものを撮影する時にも、背景の玉ボケは効いてくると思います。
ただちょっとバランスが悪いですけどね。



「うふふふ」
「うふふふ」 posted by (C)葱

私がよくやる形です。砂浜で彼女と戯れるようなイメージで玉ボケを入れてあげると面白さが出てくると思います。写真は愛でございます。



降り注ぐ
降り注ぐ posted by (C)葱

ちょっと暗いですが、面白い背景だと思います。
こういうのはファインダー覗きながら探す以外にありません。肉眼で見てても絶対に分かりませんので、どんどん探して下さいね。



ということで、背景を合わせるだけで色々と面白くなると思います。
手軽に面白い写真を撮るなら背景を合わせろ、そんな風に覚えて帰って頂ければと思います。
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