
「好きなものが持って来られる」というのはメリットでもありますが、「食の趣向がバレる」という大きなデメリットがあると思うんですよ。
欲というものが表に出る時って凄く醜いですよね。「アレ買って買って〜!」みたいな風景が見苦しいのと一緒で、“欲望”というのは表に出さないようにするのが美徳な所があると思います。
それをことごとく壊すのがバイキング。魔の食事スタイルだと思うわけです。
例えば「きんぴら」「ひじき」「ウインナー」ってあったら、これ普通の男子は「ウインナー」一択だと思うんですよ。
「魚の煮付け」「サラダ」「ウインナー」ってあっても、これやっぱり「ウインナー」になると思うんですよ。
そう、ウインナーが好きなんですよ。
もっと皆さんに共感頂ける書き方ってあると思うんですけど、どうしてもウインナーを取ってしまうのですよ。「ウインナー」「ハム」「スクランブルエッグ」の黄金の三姉妹を盛りに盛ってしまう。
その皿に緑色は必要無い!豚、豚、鶏で攻める!
そういう意気込みが白いお皿に出ちゃうんですよ。ここがバイキングのダメな所です。欲が皿に出てしまう。食事に行ってそんな怖い思いをするのは後にも先にもバイキングだけだと思います。
ちなみにウインナーが無いバイキングは、これもうただの地獄ですからね。
顔はクールに決めながらも心は「ウ、ウインナーが無い…」ってなってますからね。その時は私の顔を見て下さい。ちびまるこちゃんの様に顔に縦線入ってますから。
まあそんなわけでね、婚活中の方なんかはバイキングにご注意下さい。
「あら、この人ウインナーばかり取るわ。ステキ!」とか驚きの大逆転劇とかありませんからね。
では写真です。
写真撮影の時期は紅葉も終わりかけの晩秋。
「撮るものが少なくなってきたなぁ」と思った時は、落ち葉を切り株に置いてみるというのはどうでしょうか。
さっそくサンプルを見てみましょう。

注目の秋 posted by (C)葱
木目に合わせて木の中央付近に葉っぱを置いて撮影してみました。どうですか。味のある木目に主体が合ってると思いませんか。

切り株模様と秋 posted by (C)葱
こちらの木目の方が更に味がありますよね。渋い木目を探すのが重要だと思います。
ちなみにこういう切り株には必ずゴミが付いてます。蜘蛛の巣、枯れ葉の破片、コケの黒ずんだもの、とにかく色々な汚いモノが付いているのが普通ですので、撮影前の掃除が必須です。
ちょっと手で払うだけでOKですので、忘れないようにやってくださいね。

トルネードな秋 posted by (C)葱
こういう木目だと日の丸構図でも良かったりするかもしれません。漫画で言う集中線みたいな感じが出て、主体に注目してしまいますよね。

季節の色 posted by (C)葱
木の柵に置いても面白いかもしれません。

秋 posted by (C)葱
ベンチなんかあれば、そこに置いてみるのも面白いかもしれないですね。ちなみにこの写真に写ってる稲穂はベンチに放置されていたモノ。
ということで、落ち葉を拾って適当に置いてみるのは、テーブルフォトにも似たようなものがあるかもしれません。
室内ですとライティングの関係で撮影しにくかったりしますが、外であれば簡単です。是非お試し下さいませ。

著者:三浦 健司
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