「カルチャーショック」というのは、自分の文化とかけ離れた常識を見たり知った時に、心理的なショックを受ける事であります。

私が受けたカルチャーショックの中に、「和式トイレで水を流す取っ手を足で扱う」というのがあります。これはショックでした。今この文を見て「え?ウソ、マジ!?」って思った方がいてもおかしくないと思ってます。
大学生時代でしたかね。私がトイレで小便を垂れておりますと、友人が「あ、オレ鼻かむわ」と言って個室のドアを開けたままトイレットペーパーで鼻をかんだのですが、便器にペーパーを入れた次の瞬間、あの取っ手を足で操作しておりました。


「ガーン!!!!!」


小便する手が震えましたね。少しズボンに付いちゃったかもしれません。それくらいワナワナしました。

あの取っ手を足で操作するという概念が私には無かったですね。

その時は「そうか、だからあの位置にあるのか。手で流すには位置が低くて操作しにくいなと思っていたんだ!」と、探偵が犯人を見つけた時のように「ピコーン!」って閃いたんですよ。


ちなみに調べてみると、アレは手で操作する様に設計されているらしいですね。足でやると壊れやすくなるんだとか。


でもコレは「エスカレータは歩く人の為に片側を空けるようには作られていない」というのと一緒で、「壊さない為にも、みんな!手で流そう!」と言われた所で足で流してる人がいる以上、綺麗ごと言ってる場合ではありませんよ。

ネットで調べると“ペーパーでガードしてから手で流す”なんてのもありますが、流した直後に使ったペーパーを放り込まないといけないですからね。ちょっとした一芸一能の手さばきが必要だと思います。

でもこちらの方が便器に優しいですね。
「地球に優しく」なんて、大きな事を言うよりは、より身近な「便器に優しく」の方がカッコイイと思います。

ということで、葱ブロではこの「ジャーっと流して、ポイと捨てる」、略して「ジャーポイ」を推奨していきたいと思います。


皆さん、和式に出会ったらジャーポイでお願いします。


では写真の方を。


ボケについての花写真を集めてみました。

キラキラの中で
キラキラの中で posted by (C)葱

昨日もありましたコスモスの花ですね。背景に木々があると簡単にキラキラした玉ボケが出来ますので、やってみてください。

ただ標準レンズなどの割と広角なレンズでは玉ボケは出にくいですからね。望遠レンズで最大望遠にした上で、ピントリングをグルグル回していれば玉ボケは出ます。常にレンズのモードが「AF」の方は、これを機会に「MF」にして撮影してみてください。



桃色の花
桃色の花 posted by (C)葱

覗くタイプですが、ちょっとワザとらしい感じになってしまいますよね。このタイプでの撮影は何度もやってますが、「より自然に」がテーマです。

自然にする為にはボケにする色合いと主体の色合いが合っていないとダメだと思いますね。



勢い
勢い posted by (C)葱

花を普通に横から撮っただけですが、手前の植物を前ボケに撮ってみました。あまり悪くは無いと思います。普通に花を撮るよりは、何か前ボケで面白い表現を狙ってみるのが手軽だと思います。



おだやかな花
おだやかな花 posted by (C)葱

玉ボケを1つ入れるだけで“月夜”な感じが出て落ち着きますよね。実際の月夜では撮れませんので、どれだけ想像力を持って撮影するかが大事だと思います。



光る蝶
光る蝶 posted by (C)葱

これは先日も出てきた「クレロデンドラム・ウガンデンセ」ですね。いちいち調べないと名前書けないのが面倒な花です。
こんな感じで直射日光の当たっている花だけを主体として、余計な空間は玉ボケで埋めてみると、それなりに整うと思います。



休憩
休憩 posted by (C)葱

同じ花でボケを入れてみました。余計なところは前ボケで埋めてますが、埋め切れてない場所もありますので、イマイチではあります。
あとタイトルが意味不明ですね。「撮影者が休憩したのかな」と思ってしまいます。こういうのは良くない例であります。私、悪い例を出すのは得意ですからね。



ということで、皆さんも面白いボケを探してみて下さい。
面白いボケのヒントは、「一歩動く」これだけです。皆さんの構えたそのポイントがベストでは無いと知り、一歩右や左に動いて新しいボケを探してみて下さいね。
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