先日、大阪のハービスプラザって所で昼飯にパスタ食べてたんですよ。あ、仕事で外出する時はお昼食べるんですよ。お腹鳴ったら恥ずかしいですからね。私にも人の心というものがあるんです。
で、パスタが来るのを待っていたら、上品そうなお婆さんが「あ!こちらにありました!」と大きな声をあげて、正面の椅子に掛けていた私のコートを触ろうとしてるんですよ。「すわ!老人強盗か!」とか思って見ていたら向こうと目が合い、こう言ったんですよ。
「あら!ごめんあそばせ」

皆さん聞いたことありますか?リアル“ごめんあそばせ”ですよ。なかなか聞く機会無いですよ。世田谷に住んでいた時、近所の公園でお子様が「おばあちゃま!こっちこっち!」って呼んでたのを聞いた時くらいの衝撃でしたね。ガツーンと来ました。心にガツーンと。

どうやらお店に何か忘れ物をしたらしく、それを探してる感じでした。目が悪かったのか、私のコートを高級毛皮コートと間違えたような感じでしたね。まあ色くらいは似てたのかもしれません。色くらいは。

何なら「アナタの無くしたのはコチラの安っぽいトレンチコートですか?それとも高級毛皮コートですか?」とかやってみれば良かったですね。「正直者は損をするー!」とか言ってトレンチコート渡してしまえば良かったかもしれません。


まあそんなわけで、皆さんも是非「ごめんあそばせ」が咄嗟に出てくるくらいになってください。期待しております。


ということで写真の方を。


本日は季節感を無視して花火写真でございます。ごめんあそばせ。

たまがわ花火大会
たまがわ花火大会 posted by (C)葱

花火写真は定番のカメラ設定がありますよね。年に1回なので忘れがちですが、マニュアルモードにした上で、F8〜F11に設定、シャッタースピードはバルブモード。レンズのピントリングは無限遠に、ホワイトバランスはオート。こんな感じでしょうか。

3,4年撮りましたので結構覚えているものであります。


花火見物
花火見物 posted by (C)葱

花火撮る時にフラッシュ焚いてる人も結構見かけます。意味無いですからねフラッシュ。周囲の撮影者の邪魔にもなってしまいますので、フラッシュは焚かないようにしてくださいませ。



にこにこ花火
にこにこ花火 posted by (C)葱

なんか笑ってるように見える花火。花火写真は結局自宅で見てみるまでどんな感じで撮れてるのか分からないので、とにかく沢山撮る事が重要だと思います。

現場で写真確認してる間にもどんどん花火上がっちゃいますからね。



大輪
大輪 posted by (C)葱

トリミングしてますが、こういう一部分を切り取るのも花火写真の面白さだと思います。



思い出の花火
思い出の花火 posted by (C)葱

バルブ撮影中にピントリングを操作するというのも、花火撮影の定番ですよね。ピントの合う場所、合わない場所が出てきて面白い花火写真になります。



ということで、花火は光の軌跡を撮る撮影となりますので、普段の植物写真とは一風変わった感じになると思います。一度撮ってみる事をオススメします。ちなみに花火大会は退散する時が最も混み合いますので、私はフィナーレの花火を見ずに帰るようにしていますよ。
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