ふと思い出して怒りが沸々とこみ上げる、そんなことって無いですか。
私が思い出すのが卒論の句読点。なんだか理由も分からないまま「,.を使うのが当たり前」みたいな空気になったのを思い出しました。「え?『,.』使うの知らないの?」くらいの空気だったと思います。私なんかは毎度ながら一流のコミュニケーション能力を有しておりますので「え?オマエ知らなかったの?」といった形で即座に“知ってる側”に立ちましたけどね。
まああとはここで卒論のタイトル名を出して、皆さんをアッと言わせたい所なのですが、残念ながら「素粒子の形態における超弦理論の証明」とかそういうのは出てきません。覚えてませんからね。多分「夏期休暇における余暇時間の過ごし方」とかこんなんだと思います。

卒論書いた当時はMO全盛期でした。確かMOに記録して提出したような記憶があります。勿論バックアップとして私もMO持ってたのですが、気づいたら読み込める機械が手元に無かったので、「どうせ読めないからMO捨てよう」とどこかで捨ててしまいました。

一時はフロッピーディスクに置き換わるようなノリだったMOですが、どちらも綺麗に消えてしまいましたね。
今の一眼レフなんかもそのうち「何でこんなデカいものが流行ったんだ?」って言われる時代が来ると思いますよ。「レンズを変えるww超ウケるww面倒すぎwww」とかきっとこんな感じですよ。「お父さんの頃はな、レンズを2,3本持って出かけたんだ」とか言って嫌われるんですよ。きっと。


そんなわけで写真の方を。


写真というのはバランスが大事ですよね。主体が隅っこにあってもダメ、ど真ん中にあっても不安定、このバランスを整える為に様々な構図法がありますが、理屈よりもまずは人の絵を見た方が手っ取り早いです。

ピンクのぶどう
ピンクのぶどう posted by (C)葱

このアセビの写真を見ますと、三分割法に則って右下に主体がありますが、左上の空間が寂しい感じを受けます。つまり右下だけに集中してしまい、別の空間が疎かになってしまいバランスを崩している、と言えると思います。



新芽の喜び
新芽の喜び posted by (C)葱

こちらの背景はアセビの桃色が手前から奥に伸びる感じで出ているので、あまり退屈な感じはしませんね。主体を封印するくらいの背景は必要無い、でも何もないと主体も映えないというジレンマが写真にはあると思います。



やさしさのいろ
やさしさのいろ posted by (C)葱

コチラはマクロ写真ですね。バランスというのは“主体の大きさ”にも掛かってきます。この写真の場合はアセビをクローズアップした結果、あまり多くの背景は必要と無くなりました。ワンポイントのアセビだけで充分絵になっていると思います。



ヤマザクラ
ヤマザクラ posted by (C)葱

こちらはヤマザクラ。ヤマザクラの特徴は花では無く葉っぱだと思います。通常のソメイヨシノは“花だらけ”ですので花を気にしていれば良いのですが、ヤマザクラは葉っぱと合わせた形で絵を考えた方が格好良くなります。

ただこの写真の場合はイマイチです。背景の太い枝が一番悪いですね。左側の葉っぱも必要ありません。主体より目立つ背景は必要無いというわけです。



春の兆し
春の兆し posted by (C)葱

そんなヤマザクラでバランスがいいなと思うのはコチラの写真。

枝も主張しすぎてませんし、何より花と葉っぱの格好良さ、背景の絶妙なボケが格好良さを引き出していると思います。


ということで、バランスに気をつかって写真を撮るというのも良いと思います。ファインダーで覗きながら「おっ!」と思ったら、時間をかけて色々なアングルからチャレンジしてみてください。
きっとそこに、アナタだけのとっておきの一枚が眠っているハズです。
ともかくカッコイイ写真が撮りたい!ともかくカッコイイ写真が撮りたい!
著者:橘田 龍馬
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