「40Dが無ければiPhoneを使えばいいのよ」と、かの有名な夫人も言っていました。

ということで普段からiPhoneで撮る事が多くなったのですが、その前に毎度ながらiPhoneをトイカメラ化するツールのご紹介。

CameraKit 230円
iTunesの「CameraKit」のページへ。

いいツールであります。
毎度いい風景を見かけてはiPhoneを取り出すのですが、この味を更に引き出すフレーミングを考えるのがなかなか楽しいものなのであります。

というのも通常のカメラと違ってiPhoneは縦構図が基本です。更にトイカメラ風の加工を考慮した上で撮った方が良いかと思います。

ということで参考写真です。

夕暮れ時のクレーン
夕暮れ時のクレーン

雨上がりの夕方に撮った綺麗な空。近所で工事しているクレーンをアクセントに、雲の美しさを主体にしてみました。あえての斜め構図も雲の形に助けられていいアクセントになったと自画自賛であります。



昭和の風景
昭和の風景

名古屋から東京に戻る際、新幹線から撮影した静岡辺りの風景です。高速移動中でも意外に撮れちゃいますよね。ちなみに富士山は雲がかかって無理でしたので、そこはあっさり諦めて、工場を主体にノスタルジックな感じに仕上げてみました。



紫陽花のかくれんぼ
紫陽花のかくれんぼ

紫陽花の季節ですからね。トイカメラの雰囲気に全てを任せるよりは、何か工夫があった方が面白みが出ると思います。
どうですか、タイトルなんかも付けて季節感を楽しんでみては。



闇の女王
闇の女王

高島屋の庭園で見つけたハスの花。
1枚撮った所で緑色の発色が素晴らしい事に気づきました。そこで2枚目は葉の配置に気をつかってみました。


いかがでしょう、トイカメラは確かに普通の風景が面白くなる魔法のカメラです。
しかしそこに少し工夫を入れてみると更に面白くなると思いませんか。

トイカメラの場合の面白くなるポイントは以下の項目だと思います。

・タイトルを付けてみる。

・フレーミング(構図や背景など)に気をつかってみる。

・(デジタルであれば)できあがりを一度確認した上で工夫するポイントを変える。


本当はファインダー覗いた時に仕上がりを想像できるのがベストですが、トイカメラにそこまでのめり込んでも仕方ありません。よって出来上がりを確認した上で少し工夫をしてみる形をオススメします。

みなさん、よい写真ライフを。
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