iPhoneで撮れる写真は、数年前のコンパクトデジカメのような、お世辞にも良いスペックとは言えないカメラです。しかし前回お話した「Polarize」のように、ソフト側でカバーする事ができるのがiPhoneの一番の特徴です。
優れたロジックで画像を変換することで、面白くなるわけですね。
こういうカメラ関係のソフトウェアは片っ端から試しているのですが、最近よく使っている「CameraKit」は、かなりデキが良いと感じました。

クリックするとiTunesの「CameraKit」のページへ。


こちらのソフトウェアではトイカメラでよく使うクロスプロセスも設定できます。

クロスプロセスというのはポジフィルムで撮影した絵をネガフィルムの方式で現像する手順です。通常ポジはE-6という現像法を使うのですが、ネガのC-41という方法で現像するんですね。そうすると明らかに現実世界とは違った色で仕上がるのです。

私はこれを知ってからVivitarにAGFAゲバルト社のポジフィルムを仕込んで色々撮ったのですが、クロスプロセスは溶液を汚す為に使い回しができないらしく、一般のラボではやってくれないんですね。

そんなわけで私のクロスプロセスは一度も成功したことが無いのですが、それと似たような事をソフトで対応してしまっているのが、この「CameraKit」です。

ということで長くなりました。作例です。


仕事で高田馬場近くに行ったのですが、少し早く着いたのでフレッシュネスバーガーで休憩した時にふと思い出して撮影してみました。

最初にコレを撮って「ああ、ホントにトイカメラっぽいや」と思って色々撮影してみる事にしました。

いつもの「考えに考えた撮影」というより、「とりあえず撮影」って感じで非常に取っ付きやすいです。




おそらく中央で測光していると思われるのです。中央が明るい部分に行くと暗い部分が潰れ、暗い部分があると明るい部分が飛ぶといった具合です。天国のようなイメージにしたかったので、多少中央を暗い部分に持って行って飛ばしました。

こうやって機械の仕組みを暴いていくのが技術屋です。




こちらは店内。「KEEP OUT」みたいな帯部分が目立ちますよね。こういうレトロな雰囲気はトイカメラに合う気がします。




「ようこそ、闇の組織へ」みたいなタイトルが似合いそうですね。私の足であります。何年も着潰したヨレヨレのスーツもまるで一張羅。トイカメラマジック!




今日は空が気持ちよかったのです。クロスプロセスと言えば青空みたいなイメージがあります。このわざとらしい青がむしろ気持ちいい。渡辺篤史風に言えば「ブルーがありがたい!」




こちらは本日の幕張。お仕事の移動の合間に簡単に撮れるのが素晴らしい。私感動しましたです。




温泉みたいですが、公園の噴水です。何撮ってもそれらしくなるのがトイカメラの良い所ですね。意味無いのに意味深みたいな。写真ってそんなものだと思います。




ただの石畳。こういう写真のタイトルに「整えられた空間」とか書いてあるとなんか考えさせられますよねw

暇なサラリーマンが足下撮っただけなのに。


やっぱり面白いですねトイカメラ風な撮影は。
LOMOとか持ってたら現像代で破産してたと思います。

ということでiPhone持ってる方にはオススメしておきます。有料アプリですが230円。値段以上の活躍はすると思いますよ。


2009年10月13日追記:その後撮影したCameraKit作例を載せておきます。


「アムロ、行きます!」



世界が終わる時


昭和の風景
昭和の風景


※開発中の画面です。
※開発中の画面です。


踊る看板
踊る看板


こぼれ落ちて
こぼれ落ちて


悪の顔を持つ空
悪の顔を持つ空


思い出の遊園地
思い出の遊園地


夏の思い出
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CameraKit、長く使えるいいツールであります。
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