2012年04月03日:リンク張っていた写真サイトが閉鎖されてしまい、写真が表示されていませんでした。大変失礼しました。

さてこの記事に到着された方は、ここに来るまでに「露出補正」「18%グレー」「測光」など色々な単語を見て「わけがわからん…」となったりしてないでしょうか。

正直そんな仕組みどうでもいいです。
みなさんただ単に綺麗に感動できる桜を撮りたいだけだと思います。

そこで広角レンズ、望遠レンズそれぞれの撮影サンプルを載せてみたいと思います。
その上で、参考程度に露出補正や絞りについて書いてみたいと思います。
広角レンズの場合


晴天時の桜はまさに撮り放題。何に合わせるもグッと来る桜が撮りやすくなります。まずはオーソドックスに桜を主体にした場合。

大空と大木 さくら

朝焼けと桜 波模様

図1:広角レンズを使った桜主体のサンプル

どうでしょう。上部2枚の縦写真は「あれ?同じ写真?」とか思っちゃいますよね。失礼な!

全体的に空が綺麗なので、桜というよりも空主体な感じがしないでもありません。広角レンズで桜を狙う場合は、ただ近寄って撮っても枝が強調されて汚い感じになってしまう事もあります。

なるべく遠景で、かつ絞りは多めに(つまりシャープに)撮る事が良いと感じております。

一応参考までに述べておくと、晴天時は明るいイメージに仕上げたくなるので、気持ちプラスの補正が私好みです。
ただしカメラによっては飛びまくる事もあります。晴天時はカメラの液晶が全く見えません。私は液晶で確認した時に「ちょっと飛ばしすぎたかな」と見えたら、PC上では割と丁度良いと覚えております。あくまで私の場合です。


桜ばかり主体だと、どうしても他人の写真と同じになってしまいます。そこで、桜以外のモノを主体にした場合のサンプルを載せてみます。

ダイヤとサクラ 花の道

見とれる大木 切り取る世界

図2:広角レンズを使った桜意外が主体のサンプル

さあ、いかがでしょうか。
左上の路上のダイヤモンドの写真は、広角ならではのパースペクティブ(遠近感)が生きていると思います。

右上のランナーの写真はこのカーブと桜の位置がグッと来ました。ここに桜が無いと、白く飛んだ空になってしまいます。

左下は人を入れる事で大きさを表現し、右下は撮る人を主体にすることで桜は完全に脇役に回っています。


どうでしょうか。「桜が満開でしたよ」という事実は皆知っているものです。その様な写真より、満開の桜をいかに面白みのある絵に仕上げるかが重要です。時に桜は遠景で、主役じゃなくても良いということです。


どうせ近寄って撮影するのであれば、魚眼などでここまで近寄っても面白いかもしれませんね。

迫力の桜

図3:超広角では迫力が出る


望遠レンズの場合


まず望遠だと晴天も曇天もあまり変わりありません。
基本的に見上げて撮る事が多いので露出はプラスが基本です。感度(ISO)の設定は100だと厳しいでしょう。私は320程度まではよく上げます。基本は200〜250です。

また広角レンズの場合と同じですが、望遠レンズでも桜だけを使ってどうこうしようというのは難しいかもしれません。結局他の人の写真と同じになるので面白みが出ないのです。

最近よくそう思う私は、以下のように撮ってみました。

ヤマザクラ 桜重なる

図4:望遠レンズを使ったサンプル

左の写真は桜が主体ですね。葉桜になって面白いボケが出来るのを確認してから撮っています。ソメイヨシノの場合はこの様に孤独に咲く事が少ないので、こういう形で狙うのは難しいかもしれません。

右の写真は桜では無く面白みのある橋を主体にしています。望遠で狙うべきはこの様な例の前ボケや、後ろボケになると思います。なのであまりシャープさは求められませんから絞りは開放に近い方が良いでしょう。


ちなみに桜は多くの鳥も来ます。
折角の望遠ですから鳥を狙ってみるのも良いかもしれません。

ご休憩 物想ふ

ワカケホンセイインコ インコの見る桜

図5:望遠レンズを使った鳥主体のサンプル

鳥は桜より目立つ主体に成り得ますね。桜は鳥の周りの効果として使っているものが多くなります。マンガで言えばメルヘンチックな雰囲気に仕上げる事ができると思います。


夜桜の場合


今年(2009年)に初めて夜桜を撮った私が夜桜を語るとはナマイキなのですが、基本的には通常の夜間撮影を応用するだけです。

基本的には広角で狙います。広角ですので、なるべく周辺の民家などはフレームに入れない方がいいですね。
撮影モードは絞り優先モード。ホワイトバランスはオート。花火の時もそうですが、夜間はオートで撮るのが基本です。

露出は適当。現場で決めて下さい。

そんな感じで撮影したのが以下のような写真です。

鳥居の中の彩り 夢桜

法華門 軒下からの眺め

図6:夜桜撮影のサンプル

初めて見た夜桜の感動を、どう収めようか試行錯誤しました。
どちらかと言うと、これも昼間と同じで、寄って寄って撮るよりは引いて引いて撮った方が味があるように思いますよね。

桜は前に出ると人の写真と同じになると覚えておくと、感動した勢いで前進するのを抑えられるかもしれません。


ちなみにライトアップされていない、完全に真っ暗闇で撮影した桜もあります。

鍵穴桜 暗闇桜

図7:完全に真っ暗な夜桜撮影のサンプル

これはさすがに「コレが正解!」とは言えません。どうすれば良かったかなぁと今も考えております。

フラッシュを手でバウンドさせて赤みのある色をあてる方法が良かったかもしれません。
この辺りは私も試行錯誤しているということで。



いかがでしょうか。皆さんの桜撮影のヒントになれば幸いです。


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