前の章では「ビギナーは日の丸構図禁止」と言いました。しかしオートフォーカス時、通常カメラは真ん中にピントが合うようになっています。


図4-1:通常は真ん中にピントが合うようになっている


「真ん中でピントが合うのに、どうやってずらすんだよ!」

とお嘆きの方、マニュアルをよく見ると、数点ある測距点(フォーカス内に見える黒い枠)のどこでピントを合わせるか設定できるようになっていると思います。下図は右上の測距点に焦点が合うようになっています。



図4-2:設定次第で真ん中以外にピントを合わせる事もできる

そんな方法は知らない?知らなくても問題ありません。カメラにはフォーカスロック(AFロック)という機能があります。

コンパクトデジカメでも普通にある機能ですので、知っている方も多いと思います。シャッターボタンを半押しにしてキープした状態をフォーカスロックと言います。
この状態で何ができるかと言うと、シャッターを半押しにする事で、そのときのフォーカスを維持してくれます。

この状態で好きな位置に主体が来るように、少しカメラを動かしてあげればいいのです。そしてシャッターを深く押し込めば撮影ができるというわけです。

1.真ん中に主体を持ってきて、シャッターボタンを半押しにします。



2.半押しのまま、好きな方向にカメラを動かします。



3.置き場所が決まったら、そのままシャッターを深く押し込みます。



図4-3:フォーカスロックで好きな場所に主体を置こう!


注意すべきは「カメラを動かす」という部分です。「動かす」と言っても半押し状態でブンブン振り回すという事ではありません。ほんの少し、レンズの方向を変えるだけです。

この一連の流れが自然とできるようになるまで練習してください。

意外に簡単な操作なのですが、なぜかやらない方が多いのが事実です。これをしない方は、自然と日の丸構図になっているはずです。
今一度自分の写真を見直しましょう。

いかがでしたでしょうか、フォーカスロック。

ちなみにマクロ撮影などではオートフォーカスは使わず、マニュアルフォーカス(レンズのピントリングをグリグリ回す)を使いますので、フォーカスロックは関係無くなります。

次の章では、基本ですが意外に忘れやすい「写真の引き算」についてです。

ということで今回のまとめ。

・三分割法を使うにはフォーカスロックが必須!


前の章へ 次の章へ


mixiチェック